櫻坂46の深い歌詞の意味を考察!「流れ弾」「Dead end」「無言の宇宙」も!〜曲名順とシングル順に整理~
この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。
解禁されたばかりの「流れ弾」「Dead end」「無言の宇宙」も解説しています!
櫻坂46は2020年10月14日にそれまでの欅坂46(2015年8月21日結成)から改名したグループです。
ダンスや曲ももちろん素晴らしいのですが、その歌詞も欅坂46時代から考えさせられるものが多く、深いものがたくさんあります。
ここではそんな櫻坂46の歌詞の意味について、なるべく文学的なスタンスで解釈し、世界観の一助になればと想っています。
櫻坂46の全楽曲について書き上げたので、欅坂46時代の曲についても書いています!
欅坂46時代の曲についてはこちら↓
曲名をクリックすると、詳しい解説のページに飛びます。
曲名順リスト(あいうえお順→ABC順)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
A~Z
シングル順リスト 3rd→1st
3rd『流れ弾』
2nd『BAN』
1st『Nobody's fault』
シングル順 詳細リスト
3rd『流れ弾』
2nd『BAN』
1st『Nobody's fault』
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
欅坂46の曲についてはこちら ↓
投資信託でどのくらい増える?1ヶ月ごとに、実際の保有株のポートフォリオの推移を全て公開!(4ヶ月目)
個別の株式投資でプラスとマイナスを繰り返し、トータルはほぼプラマイゼロの10年間を経て、投資信託に切り換えてから約1年がそろそろ経ちます。
自己紹介的に「一年間でプラス500万円!」と書いていますが、まだ利確は200万円ですし、現在の500万円もこれから上がるか下がるかは分かりません。(というより、どこかで一度は大きく下がると思います。ですが、その後にそれ以上大きく上がるだろうという予想までセットでしているので、保有中です。)
ですが、これまでの10年に比べれば、桁違いの収益です。
「本当にそんなやり方で結果が出るの?」と思われる方が多いと思うので、一緒に見守っていただければと思います。(基本は長期投資で考えていますから、つまらないかもしれませんが、レバレッジも多いので、普通よりは動きが激しく面白いと思います。)
保有株の値動きを紹介して4ヶ月目になりました。
過去のデータは以下をご覧ください。
先月は「テーパリング」が本格的に始まると発表されたり、オミクロン株が感染拡大するなどの影響か、株価が低下していた日も多くありました。ですが、そんな低下も一過性のもので、そこからジワジワと上がってきています。
また、個人的にはSOXLを売却し、WEBLを短期投資で始めてみています。
それらの結果も今後見守っていただければ幸いです。
2021.12.25 朝
【結果】
2021.12.25
【投資信託】 【時価評価額】 【評価利益】
①iFreeレバレッジナスダック100 8,513,200円 2,746,528円(+47.62%)
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 424,327円 61,000円(+16.78%)
【米国株ETF】※どちらも3倍レバレッジ商品
③TECL 4,379,139円 1,785,042円(+68.81%)
③WEBL 2,950,971円 35,774円( -1.19%)
【合計】 16,345,512円 4,556,796円
※11月30日にSOXLを2,620,051円(+1,042,842円)で売却しました。
※比較のために過去2ヶ月のデータを載せます。
2021.11.9
【投資信託】 【時価評価額】 【評価利益】
①iFreeレバレッジナスダック100 8,517,734円 2,854,397円(+50.40%)
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 379,459円 52,798円(+16.16%)
【米国株ETF】※どちらも3倍レバレッジ商品
③SOXL 2,622,251円 1,045,358円(+66.29%)
④TECL 3,018,865円 1,419,089円(+88.70%)
【合計】 14,538,310円 5,371,642円
2021.10.7
【投資信託】 【時価評価額】 【評価利益】
①iFreeレバレッジナスダック100 6,769,375円 1,209,371円(+21.75%)
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 310,890円 20,895円(+ 7.20%)
【米国株ETF】※どちらも3倍レバレッジ商品
③SOXL 1,571,095円 -5798円 (-0.36%)
④TECL 2,171,259円 571,483円(+35.72%)
【合計】 10,822,619円 1,795,951円
【考察】
先月、SOXLが急上昇したあと、下降時期に入ったので、売却をして、+1,042,842円で利確しました。その後、下がったり上がったりしていて、また買ってもよかったのですが、それ以上にWEBLがかなり下がっていて、上昇が見込めそうなので、約300万円買い増した。まだマイナスですが、ここから上がっていってくれると期待しています。
現金が500万円ほどあるので、TECLを約100万円買い増しして、来年の一月には一般NISAに切り換えた上で、120万円を一括でTECLに入れようと思います。
レバナスは少しだけ下がりましたが、長期で考えれば、ほぼ変化なしと言えるでしょう。
今後の方針としては、レバナスはいじらずに、TECLを買い増ししていきながら、WEBLは短期で、上がったら売る予定です。
その後もWEBLとSOXLは短期で利用して、コツコツと収益を上げていきたいと考えています。
今年は約+300万円の利確と、約+450万円の含み益という資産が1.5倍以上になる、出来過ぎな結果になりました。
来年は今年ほど良い相場にはならないと思いますが、下落したら買い増しをして、数年後に備えていきたいと思います。
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
これから随時他の記事も書いていきますので、こちら↓もご覧ください。
欅坂46「乗り遅れたバス」の深い歌詞の意味を考察!~長濱ねるから日向坂46への数奇なストーリー~
この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。
欅坂46デビューとけやき坂46(現日向坂46)誕生のストーリー
欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」のTYPE-Cにはユニット曲である「乗り遅れたバス」が収録されています。
ユニット名はなく、センターは長濱ねるさん、メンバーは平手友梨奈さん・今泉佑唯さん・小林由依さん・鈴本美愉さん・渡辺梨加さんの計6人です。
この何気ない一曲の歌詞には、欅坂46結成当時の、長濱ねるさんを中心としたメンバー達の葛藤や、現在は日向坂46として活躍している「けやき坂46」結成のストーリーなどがギュッと詰まっています。
そのストーリーを知った上で、この歌を聴くと、何十倍も楽しめると思います。
■歌詞に込められた意味
を中心に考えていきます。
ぜひ最後までお読みください。
この曲をまだ聴いたことがない方はこちらから聴いてみてください(振り付けにも注目)。
目次
- 欅坂46デビューとけやき坂46(現日向坂46)誕生のストーリー
- 一人だけ乗り遅れた長濱ねる
- 周りのメンバーの想い
- みんなとは違う道順
- 少しずつ近づく未来
- 一つになる未来
- その後の「欅坂46」と「けやき坂46」
- 最後に
一人だけ乗り遅れた長濱ねる
一人だけ 遅れたみたい
あの場所に
誰もいなくて
どこへ行ったらいいのかなんて
わからなかった
片道の夢
手に持ったまま
坂の途中で
途方に暮れた
最初から「ごめん」と始まる、この歌。一体誰に対して謝っているのでしょうか?
表面の歌詞だけ見れば、「待ち合わせに遅れてしまってゴメン」と相手に謝っているだけですが、その裏には長濱ねるさんを取り巻くストーリーが流れています。
2015年8月21日、鳥居坂46(デビュー時に「欅坂46」に改名)の最終オーディション会場に、前日の第3次審査も合格していた長濱ねるさんの姿はありませんでした。
歌詞のように遅刻してしまった訳ではありません。
長崎に住んでいた長濱ねるさんは「記念受験」のつもりで福岡の2次審査を受けますが、それを合格し、3次審査はダメ元の「東京見物」のつもりで一人飛行機に乗り、東京まで受けにきました。
しかし、結果は予想していなかった「合格」。翌日に最終審査を控えた夜、テレビ電話で長崎の家族と長い話し合いの末「みんなで応援する」という結論になりました。
そして、最終審査当日の朝、母が付き添いのために長崎から東京のホテルにやってきましたが、その時、母は突然「もう帰ろう」と言います。
ねるさんは「ここまで来たら最後まで受けたい」と反対しますが、母はそれを認めず、結局は母に従い、最終審査を辞退し、長崎へ戻る飛行機へと乗ることになりました。
※少しお母さんが悪者に見えますが、親としての様々な葛藤は誰にも責められないでしょう。
長崎に着いた頃には涙も枯れ、虚ろな目で「欅坂46結成」のニュースを見ている娘を見て、母親にも強い後悔の念が押し寄せます。
その後、父親が運営にダメ元で電話をしたところ、3次審査での高い評価(全体の中で数名しか付かないS評価だった)もあり、特例での合格が決まりました。
ですが、一人だけ最終審査を受けていない長濱ねるさんの扱いは運営にとっても難しいところでした。その結果、「欅坂46」のアンダーグループ的な位置づけとして、ひらがな表記での「けやき坂46」(通称「ひらがなけやき」)を結成し、そのメンバーとして加入するということになりました。
冠番組の「欅って書けない」では、「新メンバー加入」が発表された時の、元々合格していた20名の不安そうな顔が映っています。同時に、「けやき坂46メンバー募集決定」も発表されましたが、自分たちのデビューもまだの時の、この発表はどれほど衝撃的だったでしょうか。
この日、表現された「アンダーグループ」という位置づけの曖昧さは、正規メンバーも長濱ねるさんも、そしてその後のけやき坂46メンバーをも長い間悩ませることになります。
※歌詞の外の解説がとても長くなってしまいました。詳しくは下の動画や、『日向坂46ストーリー』(集英社)をご覧ください。知れば知るほど、この歌の歌詞が深く感じられるはずです。
これらのストーリーを踏まえると、この冒頭部分の「ごめん」は、先に合格していたメンバーに対して様々な動揺を与えた初登場時の心情も重なりますし、その後も長い間、長濱ねるさんが胸に抱えていた心情なのだと思います。
その後の歌詞は、バスが行ってしまったバス停に一人残された主人公の姿であると同時に、加入が遅れたこと、また、長崎に連れ戻され、もう少しで掴みかけた夢がリセットされ、母親と共に坂道を歩いている時の「明日からどうすれば良いの?」という想いが表されています。
※「坂」は「坂道グループ」の象徴でもあるでしょうし、ねるさんの故郷の長崎県は坂が多いことでも有名です。
周りのメンバーの想い
風が過ぎた街は
音も消えたみたいで
君に掛ける言葉が
僕には見つからなかった
できることなら
時間(とき)を戻し
一緒に行きたかったけど
欅坂 向かうバスは
もう先に出てしまった
長濱ねるさんの加入に対するメンバーの動揺は大きなものでした。
自分たちもデビュー前で心の余裕がない時期に現れた一人の少女が「仲間」なのか、それとも自分たちの存在を脅かす「ライバル」なのか、はかりかねていたのでしょう。
長濱ねるさん初登場の時には泣いているメンバーも不満そうなメンバーもいました。
席が隣だった米谷奈々未さんは、収録の合間に「ごめんやけど、私、仲良くなられへんと思う」と本人に告げており、その後、長い間二人の関係性に尾を引くことになります。
※その後、親友とも言える間柄になる二人の感動ストーリーはこちらをご覧ください。
「君に掛ける言葉が 僕には見つからなかった」までの部分は、長濱ねるさん以外が歌っており、これは当時のメンバーが長濱ねるさんに抱いていた想いだったのでしょう。
そして「できることなら 時間を戻し 一緒に行きたかったけど」は、ねるさんも含め全員で歌っています。
こんな形のスタートでなければ、最初から「仲間」として心を一つに進めたのに・・・という想いは、ねるさんも他のメンバーも同じだったのではないでしょうか。
ここから、ねるさんの長い苦労も始まっていきます。
みんなとは違う道順
一人きり 歩き始める
みんなとは
違う道順
だって今さら追いかけたって
間に合わないよ
私の未来
自分で探して
いつかどこかで
合流しよう
複雑な形で「けやき坂46」としてスタートした長濱ねるさんは、2016年2月から始まった、デビュー曲「サイレントマジョリティー」のMV撮影にも出演はできませんでした。
それでも毎回、現場に同行し、カットがかかるたびに、メンバーにスープをよそったり、カイロを渡したりと献身的に働き、メンバーとの心の距離はどんどん縮まっていきました。
ですが、鮮烈なデビューを飾った「サイレントマジョリティー」のMVにもジャケット写真にも、ねるさんの姿はありませんでした。4月6日に発売されたデビューシングル『サイレントマジョリティー』に収録された6曲の中で、唯一出演しているのが、この「乗り遅れたバス」です。
「一人きり 歩き始める みんなとは違う道順」とは、いつも「欅坂46」と一緒にいながら、一人だけの「けやき坂46」という複雑な立場を表していると言えるでしょう。
「いつかどこかで合流しよう」という歌詞は前向きに見えますが、この歌が発売された当時、「けやき坂46」はねるさん以外のメンバーは一人も決まっていない状況でした。今後どのような形になっていくのか全く見通しをもてない心細さの中での歌だと考えると、またその感じ方は違ってくると思います。
少しずつ近づく未来
風の向きを探し
空に伸ばした掌(てのひら)
何か触れたみたいに
日差しがやさしく感じたよ
見えないものは
どこにあるか
確かめにくい思い込み
憧れた遠い夢は
少しずつ近づいてる
それでも、歌詞はだんだんと前向きなものになってきます。
「風」は1番でも出てきましたが、「人生の追い風・向かい風」のような、進むべき道を表しているのではないでしょうか。
1番では「風が消えた街」と途方に暮れている状況でしたが、2番では空に掌を伸ばし、「何か触れたみたい」と、変化が感じられます。
「憧れた遠い夢」は「欅坂46」の一員として活動することでしょう。
「けやき坂46」のメンバーさえ決まっていない状況でそのように感じられるかは分かりませんが、ねるさんと欅坂46メンバーとの絆は着実に強くなっています。
もしかしたら、これは秋元康さんから未来へ向けたメッセージだったのかもしれません。
一つになる未来
どの坂登ろうと
溢(あふ)れ出す汗も
流れた涙も
美しく輝くよ
2番の歌詞が繰り返された後に、この歌詞が出てきます。
「どの道を行こうと」「どの坂登ろうと」というのは、「欅坂46」でも「けやき坂46」でも、目の前の道を一生懸命進んでいくことに価値があるのだという事でしょう。
注目したいのは、この歌詞の部分の振り付けです。
これまで「欅坂46メンバー」と長濱ねるさんという構図だったのが、ここで初めて、微笑みを交わし、一緒になるという形になっています。
繋がるのだろう
みんなの
未来は一つ
まだこの時点では「欅坂46」「けやき坂46」どちらの未来も全く見えていない状況でしたが、いつか一緒に活動するという未来が、この歌の歌詞や振り付けには込められています。
その後の「欅坂46」と「けやき坂46」
この歌の発売から1ヶ月後の5月8日に「けやき坂46」1期生の最終審査が行われ、11名のメンバーが長濱ねるさんの仲間になりました。
ですが、長濱ねるさんはその頃、欅坂46の初主演ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」の撮影で忙しく、顔を合わせる機会がありませんでした。
更に、6月には長濱ねるさんの「欅坂46」「けやき坂46」の兼任が発表されます。
発表の時に他の欅坂46メンバーが涙を流して喜んでくれているのは、見ている方も泣けてきます。
長濱ねるさん、兼任発表の様子↓
こうして、晴れて欅坂46の一員となった長濱ねるさんですが、一方で、その活動をしながら「けやき坂46」の活動もこなすという激動の日々を送ることになります。
どちらのチームにも中途半端にしか関われていないという想いの心理的負担と、睡眠をとる時間もない肉体的負担から、だんだんと限界を迎えてきてしまいます。
また、「欅坂46」の「アンダーグループ」と表現されていた「けやき坂46」も自分たちの位置づけの曖昧さに不安を覚えていきます。
そこから2019年2月に「日向坂46」に改名するまでの様々な葛藤は、日向坂46ドキュメンタリー「3年目のデビュー」を見てみてください。
これからの櫻坂46や日向坂46の活躍がより楽しめると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
表題曲ではないので、初めて聴く方もいらっしゃったかもしれませんが、今の櫻坂46と日向坂46について知るのに、とても大事なターニングポイントになっている一曲だと思いますので、取り上げてみました。
歌詞の解説から外れてしまっている部分が非常に多くなってしまいましたが、これをきっかけに櫻坂46や日向坂46の歴史を知っていっていただければ嬉しいです。
みなさんの意見をお待ちしています。
長文をお読みくださりありがとうございました!
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
欅坂46の他の曲はこちら ↓
櫻坂46の他の曲はこちら ↓
櫻坂46「なぜ、恋をして来なかったんだろう?」の深い歌詞の意味を考察〜本当のテーマは「恋」じゃない?〜
この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。
「なぜ、恋をして来なかったんだろう?」はどんな曲?
「なぜ、恋をして来なかったんだろう?」は櫻坂46の1stシングル『Nobody's fault』に収録されています。
藤吉夏鈴さんがセンターを務めている曲で、初めての恋に浮かれている女性の姿を描いたものです。
ヒモに絡めとられる独特なダンスも特徴的です。
今回は、
■「私」はもともとどんな性格?
■この曲の本当のテーマは?
目次
初めての恋に浮かれる「私」
ちょっとくらい浮かれちゃったって
気づけばスキップしていたって
思い出し笑いとかしちゃっても、、、
だって 初めて彼氏ができちゃって
なんだか フワフワしてきちゃって
心ここになくなっちゃうでしょう
何言われたって 全然気にならない
微笑み返してあげる
幸せは敵作らない
出だしから「私」は初めての彼氏にフワフワと浮かれています。
本人は「ちょっとくらい浮かれちゃったって」と言っていますが、スキップや思い出し笑いはかなり浮かれています。
もしかしたら、その様子は周りの人から見ても、気になる様子なのかもしれません。
中には嫉妬して悪口などを言ってくる人もいるのでしょう。しかし「私」は気にもかけません。なぜなら「私」は今「幸せ」だからです。
180度変わってしまった「私」の性格
今までずっと バカにしてた
だってどいつもこいつも I LOVE YOU!って
まるで 盛りのついた猫だ
でも恋をしてみてわかったんだ
人は何のために生きるのか?
巡り会って 愛し合って 無になって
自分じゃない ホントの自分 見つけたい
これまでの「私」はむしろ、「恋」やそれに浮かれている人に対して攻撃的な態度でした。「どいつもこいつも」「盛りのついた猫」とは、かなり激しい表現ですね。
ですが「恋」をする当事者になってみると、「人は何のために生きるのか?」という、人間としての存在意義を見つけたようにさえ感じています。
人間の存在意義とは、大切な誰かに巡り会って、愛し合い、一度自分の価値観などを全てリセットした上で「ホントの自分」に辿り着くことだと「私」は考えているようです。
「無になって」という表現が独特な考え方ですが、イモムシがサナギの中で一度、全て溶けてリセットされてから蝶へと姿を変えるイメージでしょうか。
「恋」に対する「私」の考え方が180度変わっているところを見ると、あながち間違っていないのかもしれません。
さすがに浮かれすぎでは・・・?
スマホの写真見せるとか
恋バナばかり語っちゃうとか、、、
そんなバカップルを呪ってたのに
楽しいなって思えてきて
お揃いの指輪(リング)したりして、、、
もうすぐクリスマス バレンタインデーもあるし
誕生日はどういうプラン?
幸せは自慢したいもの
「私」はこれまで「バカップル」だと馬鹿にしてきた行動を全てやってしまうようになっています。
人前でのイチャイチャや、お揃いの指輪は可愛いものとしても、スマホの写真を見せたり、恋バナばかり語るというのは、恐らく求められてもいないのに、友達などに対してやってしまっているのでしょう。それは、苦言を呈したり、悪態をついてくる友達がいても仕方ないかもしれません。
「私」の浮かれっぷりが最高に表れているのが、その次の2行です。
「もうすぐクリスマス」ということは今はまだ、11月か12月のはじめでしょう。それなのに次の瞬間には「バレンタイン」まで妄想が飛んでいます。まだ2ヶ月も先の話です。その前に初詣や豆まきも2人で楽しんで欲しいものです。
更には「誕生日はどういうプラン?」と今からワクワクしています。このぶっ飛びペースからすると、誕生日は4月や5月かもしれません。さすがに気が早すぎます。
しかも「どういうプラン?」とは恐らく「私」の誕生日に何をしてくれるのかしら?と期待しているのだと思います。
クリスマスもまだの時に、数ヶ月先の誕生日プランまで考えている男性はほとんどいないでしょう。
「私」の常識を越えた浮かれっぷりをたった2行で表しているこの歌詞の威力は凄まじいですね。
「幸せは自慢したいもの」とは言っても、こんなぶっ飛び妄想を何度も聞かされる友達の呆れ顔が目に浮かぶようです。
この曲の本当のテーマとは?
近頃 私 盛り上がり中
だってこんな楽しい ラブストーリー
ドラマとか 見てる場合じゃない
もっと 早く気づけばよかったわ
恋は主人公になるべきよ
ドキドキして ハラハラして キュンとして、、、
迷っている人たちよ
すぐに告白しちゃいなさい
そばで見ている観客より
見つめ合って 抱き合って キスをしましょう
幸せは 参加すること
「盛り上がり中」と表現するには「私」の浮かれ具合は度が過ぎていますが、人生で初めて経験なので、それもまた仕方のないことでしょう。
「すぐに告白しちゃいなさい」と周りにけしかけるのは、告白すれば全ての人が上手くいくような前提で話していて、さすがに現実的ではありません。ですが、ここにこそ、この歌の大事なテーマが隠れているように感じます。
そのテーマとは「誰かを批判するのは観客の立場の人間であり、当事者になってみないと見えないことがある」ということです。
この歌の最初から散りばめられている
恋をしてみて分かったんだ 人は何のために生きるのか
幸せは自慢したいもの
恋は主人公になるべきよ
幸せは参加すること
などのフレーズを抜き出すと、このテーマがより分かりやすくなります。
「私」はこれまで「恋」を自慢している人たちに対して攻撃的な態度をとってきていました。
ですが、その「恋」の当事者になってみて初めて「幸せは自慢したいもの」という心境も理解できました。それどころか、恐らく「観客」として見ていては一生気づけなかった様々な価値観に気づき、生まれ変わったかのような体験をしたのでしょう。
この「当事者のことを理解できず攻撃してしまう観客」という構図は、世の中の様々なところに見られると思います。
櫻坂46というグループや、メンバーを批判する人にも言えます。
浅い理解のまま、表面だけを見て叩く人は論外ですが、「自分は結成当初からのファンだ」という人だって、当事者ではありません。表には出ていない様々な葛藤を味わう立場になったら、同じような言葉は出てこなくなるでしょう。
世の中、どんなに頑張っている人に対しても批判する人というのが出てきます。その人は「当事者」ではありません。だって、極端な話、「当事者」とは、本人以外はなり得ないのですから。
それと同時に、苛烈な攻撃をしてくる人というのは、幸せを知らないのでしょう。だって「幸せは敵作らない」のですから。
外側の安全地帯から石を投げつけるのではなく、怖くても足を踏み入れて「参加」してみて欲しいものです。
その先には、今までの自分とは180度違った世界が広がっているかもしれません。
最後に
いかがでしょうか?
長文をお読みくださり、ありがとうございます。
最後の「本当のテーマ」は深読みだとは思いつつ、ただただ浮かれているだけに見える歌詞の中に、これまでの欅坂46や櫻坂46に通底する反骨精神のようなものが感じられるのが面白くて書いてみました。
様々な批判も受けてきた欅坂46からの歴史を踏まえると、また違った見方が出来る一曲かもしれません。
そう考えると、MVも世間からの「批判」というヒモに絡めとられながら、幸せのパワーで吹き飛ばすという演出に見えますね。
ぜひ、ご感想やご意見もお待ちしています。
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
櫻坂46の他の曲はこちら ↓
ブログ完全初心者の開設3ヶ月目のPV(アクセス数)は?~2万PVも見えてきた3ヶ月目~
こんにちは!全くの初心者から、2021.8.19にブログを始めて現在は3ヶ月目!
毎日10PVとかだった日々が、ある日を境に100PVを下回らなくなり、1ヶ月目には、2000PVを超えていました!
そこまでに、何をしたのかは
こちらの記事に詳しく書いています。ある意味、一番軌道に乗るまでの苦戦した時期ですので、まずはこちらを読んでもらえると良いかと思います。
さて、1ヶ月で2000PVだった本ブログですが、ちょうど2ヶ月目に、なんと総計1万PVを達成することができました!!!
その時の話についてはこちら↓をご覧ください。
- このブログについて簡単に
- 3ヶ月目のPV数の移り変わり~もうすぐ20000PV達成!~
- 櫻坂46の曲以外に合唱曲がランクイン!
- GoogleやYahoo!での検索割合が引き続き高くキープ!
- この1ヶ月の様子
- 今後に向けて
- これまでのまとめ
このブログについて簡単に
ブログを始めたきっかけはコロナで仕事の休みが多くなり、時間ができたことでした。
私は公務員なので副業は禁止です。
ですが、だんだんと副業解禁へと動きが見えてきているので、正式に解禁された時に向けて下準備のつもりで2021年8月19日にブログを開設してみました。(それまでは収益化はできません。)
しばらくは収益化もできないので、無料のはてなブログで始めています。
現在は
①櫻坂46・欅坂46の歌詞についての考察 (22記事)
②合唱曲の歌詞についての考察 (11記事)
③公務員の投資についてのコツ (5記事)
④ブログの推移についての報告 (3記事)
の4つ。特に①と②をメインに記事を書いています。合計41記事ですね。
ではPVの移り変わりを見ていきましょう!
3ヶ月目のPV数の移り変わり~もうすぐ20000PV達成!~
まず、実際に開設3ヶ月目の「はてなブログ」のアクセス解析結果を載せてみます。
ちょうど3ヶ月目の11月19日にスクショを撮り忘れたので、それ以降のアクセスを引いてみると、11月19日までの総アクセス数は17728でした!
くわしく見ていきましょう。
櫻坂46の曲以外に合唱曲がランクイン!
前回1位だった「流れ弾 歌詞 考察」は順位が下がって平均2.1位になっています。
その分、大きな上昇を見せたのが「大地讃頌 歌詞 意味」という記事です。櫻坂46の歌詞について以外に、合唱曲の歌詞についてもいくつか書いていますが、その中で最初に書いたのがこの「大地讃頌」についてでした。
10~11月は合唱コンクールの季節。今年はコロナの影響で、実施できない学校も多いと思いますが、それでも今月は合唱曲についての検索が増えてきていました。
GoogleやYahoo!での検索割合が引き続き高くキープ!
2ヶ月前は、まだまだTwitterからの流入が多く、Googleからは20%ぐらいでしたが、現在は完全に割合が逆転し、Googleが70%、Yahoo!が15%でTwitterからは1%になりました。実はこの1ヶ月はTwitterでほとんど宣伝をしなかったのですが、それでも毎日100~200くらいのアクセスは続いている状態になりました。
この1ヶ月の様子
記事の更新と手直し
1~2ヶ月目のアクセス数が約8000件なのに比べると、2~3ヶ月目のアクセス数も8000件で、初期のような急成長は見られません。これについて考えてみます。
今月も、記事の更新はしたのですが、そのペースがガクッと落ちてしまいました。(1ヶ月で8記事)
仕事の方が忙しい時期に入ったからというのと、櫻坂46の全楽曲について書き終わったからという2つの理由があります。
櫻坂46について全て書き上げた時、達成感と同時に悩みも出てきました。
「これからどうしようか?」というものです。
もう1つの柱である合唱曲について、いくつか書いてみましたが、こちらは一曲一曲のエネルギーがけっこう必要になってきます。結局3曲だけ増やしました。
今後の方向性として「乃木坂46」や「日向坂46」の楽曲について書こうかとも考えました。恐らくそちらの方が、タイムリーな新曲の考察ができるし、新しい人たちにも見てもらえる機会が増えるだろうとも思いましたが、まずは、欅坂46の曲について書くのが先だと考えました。
櫻坂46のファンは数十万人はいると思うので、まずはそれらの方に知ってもらえるようなサイトを目指します。
Twitterはまったりと
先月からTwitterは「櫻坂46についてのこと限定」と決めて、つぶやくようにしました。現在フォロワーさんは約150人です。
櫻坂46の歌詞について書き上げた時に、総まとめのようにつぶやいて見ましたが、それ以降、新しい記事を書いていなかったのでツイートはせず、面白い人のつぶやきをリツイートする程度でした。
その影響か、検索流入でのTwitterの割合は1%まで減りましたが、それでもアクセス数がほぼ変わらないのは、ある意味自信になりました。
今後に向けて
これからは引き続き、合唱曲の方も書きながら、欅坂46時代の曲について、有名なのを中心に書いていこうと思っています。
また、Twitterの方も実験的に、今まで書いた櫻坂46の曲をもう一度ポチポチと宣伝してみる予定です。それによってアクセス数がどう変化するのかも面白そうですね。
そんなことを考えながら、次の4ヶ月目に向けて頑張っていきます!
長文をお読みくださりありがとうございました!
これまでのまとめ
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
参考に、一番検索で人気がある「流れ弾」についての記事と、全曲のまとめページを貼っておきます。
欅坂46の深い歌詞の意味を考察!〜曲名順とシングル順に整理~「サイレントマジョリティー」から「誰がその鐘を鳴らすのか?」まで!
この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。
欅坂46は2015年8月21日に結成したグループで、2020年10月14日からは櫻坂46へと改名して活動を続けています。
ダンスや曲ももちろん素晴らしいのですが、その歌詞も欅坂46時代から考えさせられるものが多く、深いものがたくさんあります。
ここではそんな欅坂46の歌詞の意味について、なるべく文学的なスタンスで解釈し、世界観の一助になればと想っています。
櫻坂46の曲についてはこちら↓で、全ての楽曲について書いています。
これからは欅坂46時代の曲について、まずは表題曲を中心に書き進めていく予定です。
※途中で好きな曲に寄り道するかもしれません。
「この曲をぜひ!」というものがあればコメントいただければ嬉しいです。
曲名をクリックすると、詳しい解説のページに飛びます。
曲名順リスト(あいうえお順→ABC順)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
A~Z
シングル順リスト ラスト→1st
Last『誰がその鐘を鳴らすのか?」
8th『黒い羊』
7th『アンビバレント』
6th『ガラスを割れ!』
5th『風に吹かれても』
4th『不協和音』
3rd『二人セゾン』
2nd『世界には愛しかない』
1st『サイレントマジョリティー』
シングル順 詳細リスト
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
櫻坂46の曲はこちら↓
欅坂46「サイレントマジョリティー」の深い歌詞の意味を考察!~その後を方向づけた静かな闘い~
この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。
欅坂46として鮮烈なデビューの曲となった「サイレントマジョリティー」
2016年4月6日。欅坂46のデビュー曲である「サイレントマジョリティー」が発売されました。
前年2015年の8月21日に、当初は「鳥居坂46」という名で募集されたオーディションの最終審査があり、2万2509人の応募の中から選ばれた22名が決定しました。
※そしてその場で急遽「欅坂46」へと改名も発表されました。改名の理由は「画数が良かったから」だとか・・・。
それから約半年。数々のトレーニングなどを経て、記念すべきデビュー曲となった「サイレントマジョリティー」は世間に衝撃を与えました。
およそアイドルの曲らしからぬ歌詞と、プロモーションのされ方であり、これまでのグループアイドルとはひと味違う雰囲気を纏っていました。
それから約5年経った、2021年には高校の「歴史総合」の教科書で、民主主義の項目に絡めて「サイレントマジョリティー」が紹介されています。
では、そのように世間に衝撃を与えた歌詞とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
歌詞の流れに沿って、詳しい意味を考えていきます。
この歌は、ストーリー性よりもメッセージ性の方が強い歌なので、ここでも難しい歌詞の意味を解説しながら、
を中心に考えていきます。
ぜひ最後までお読みください。
MVはこちらから見られます。(現在、約1億6千万回再生!)
目次
- 欅坂46として鮮烈なデビューの曲となった「サイレントマジョリティー」
- 歌詞の流れに沿って、内容を確認!
- 若者へのメッセージ
- 「サイレントマジョリティー」とは何か?
- 「つまらない大人」にはなるな!
- 「僕」が同じ目線から語りかける瞬間
- 最後に
歌詞の流れに沿って、内容を確認!
人が溢れた交差点を
どこへ行く?(押し流され)
似たような服を着て
似たような表情で…
群れの中に紛れるように
歩いてる(疑わずに)
誰かと違うことに
何をためらうのだろう
先行く人が振り返り
列を乱すなと
ルールを説くけど
その目は死んでいる
出だしの「交差点」は、MVの撮影にも使われた「渋谷」のスクランブル交差点をイメージさせます。多い時では1回の青信号で約3000人もの人が渡るそうですが、その姿はまさに「押し流され」る「群れ」という表現がピッタリで、その中の一人一人の意志などについて考える人はほとんどいません。
交差点は1つの比喩ですが、日常生活でも大勢の人が「他の人と違ったことをして目立つ」ということを極度に恐れています。
そんな中で、この歌の話者は、そんな集団からはみ出ることを恐れる人々とは違った目線を持ち、「何をためらうのだろう」と疑問を呈しています。
「先行く人」とは、大人・上司・先輩・親など、様々に「指導をしてくる」存在ですが、「列を乱すな」というのは、言い換えれば「私たちが生きてきたのと同じ生き方をしなさい」ということです。
その理由を訪ねても、恐らくは「自分たちも、そうやって生きてきたから」という答えしか返ってこないのではないでしょうか。
「その目は死んでいる」とは、そんな自分の人生について考えるのを止め、責任をもつことをやめた態度を風刺した表現です。
若者へのメッセージ
大人たちに支配されるな
初めから そうあきらめてしまったら
僕らは何のために生まれたのか?
夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
Yesでいいのか?
サイレントマジョリティー
ここがサビであり、この歌で最も伝えたいメッセージの部分です。
「大人たちに支配されるな」という歌詞から、この歌の対象は、これからの未来を担う若者だと考えられます。
では、このメッセージを呼びかけているのは誰なのかというと、「僕らは」と言っているように、話者もまた同じ立場の若者なのです。
欅坂46では不動のセンターである平手友梨奈さんの発売前のブログによれば、このデビュー曲は当初「僕らの革命」というタイトルの予定だったそうです。
革命の旗手である「僕」が同じ年代の若者に呼びかけて、大きな動きを作っていく・・・この後の欅坂46の方向性はここで決まったと言っても良いかもしれません。
学校などの狭いコミュニティの中で、周りとは違う、やりたいことをやり、言いたいことを言うのは勇気のいることだと思います。
しかし、周りの意見に全て「Yes」とだけ答えて人生を送ることは、本当に生きていると言えるのでしょうか?この歌詞は、そんなメッセージを投げかけています。
「サイレントマジョリティー」とは何か?
言っていた(曲解して)
声を上げない者たちは
賛成していると…
選べることが大事なんだ
人に任せるな
行動しなければ
Noと伝わらない
2番の「大統領」は、恐らくベトナム戦争について、1969年に演説を行ったアメリカのリチャード・ニクソン大統領のことを指していると考えられます。この演説の中では「The Great Silent Majority」という言葉が使われています。
そもそもタイトルの「サイレントマジョリティー」とは何でしょうか?
これは「黙っている多数派」のことで、「Noisy Minority(騒々しい少数派)」と対比されることがあります。
一般的には【「No!」と声に出している人が目立つけれど、実はそれは少数派で、実際は何も言わない賛成はの方が大多数なのだ。】という文脈で、「Noisy Minority」を批判するような文脈で使われる事が多くあります。
ですが、これは権力者にとっては都合の良い理屈で、反対派の主張を「Minority(少数派)」と決めつけて(曲解して)、相手にしない口実にもできてしまいます。
現に、ニクソン大統領の演説では、ベトナム戦争に対する「反対」の声を挙げていた人達をこの論理で一蹴しています。
「選べることが大事なんだ」という歌詞は「大統領」という言葉と響き合って「選挙」を連想させますが、「選べる」というのは権力者を選べるという意味ではないでしょう。※結果的に、選挙の文脈にも噛み合う論理にはなってきますが。
これは、自分が権力者側にも「Noisy Minority」側にも「黙っている人は私の味方だ」と都合良く解釈され、結局は居ないのと同じように扱われてしまうこと自体を問題視しているのだと考えられます。
例えば、学校で先生が「みんなのためを思って、今後は○○というルールを作る」と提案したとします。その言い方には「ん?」と引っかかると思いますが、それに対して一人の生徒が「ちょっと待ってください、私たちみんな、そんなルールには反対です!」と意見を言い、その2人で激しく議論していたら「ちょっと、待って」となりませんか?
その場には他に多数の人がいるのに、居ない人のように置き去りにされています。どちらを選ぶかは、人それぞれに分かれるはずなのに、それを表明しない限りは、存在していないのと同じになってしまいます。
特に「No」と伝えることは勇気もいるし、エネルギーも使うことでしょう。ですが、多くの人がそのような自分の意志を表明する習慣がつけば、世界は今とは違う方向に進んでいくかもしれません。
「つまらない大人」にはなるな!
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢の方に歩けばいい
見栄やプライドの鎖に繋がれたような
つまらない大人は置いて行け
さあ未来は君たちのためにある
No!と言いなよ!
サイレントマジョリティー
2サビと1サビでは少し言葉が変わっています。
「One of them」とは「その他大勢の中の一人」という意味で、居ても居なくても一緒と見なされてしまう存在です。そんな存在に成り下がるなと警告しています。
「見栄やプライドの鎖」とは「人の目を気にする呪縛」とも言い換えられるでしょう。
「つまらない大人」は1番で「目は死んでいる」と言われた人たちで、自分の人生を生きることを放棄した存在として描かれています。
この「つまらない大人」と「僕」の対立構造はこの後も長く欅坂46の曲のテーマであり続けます。
そんな人たちの言うことなんか気にせず、夢を追い続けよう!という、革命の旗手である「僕」からのメッセージです。
「僕」が同じ目線から語りかける瞬間
ついて行けば
傷つかないけど
その群れが
総意だと
ひとまとめにされる
曲調が変わり、「サイレントマジョリティー」になってしまっている人たちの心理と葛藤が描かれます。その根本は「傷つきたくない」という想いでしょう。どんな人間にもある自然な心情だと思います。
実は、ここまでの歌詞は「僕」の目線から見た力強いメッセージが描かれていましたが、ともすると気持ちの強い人からの一方的なエールだけにも感じられる歌詞でした。
そんな中、この部分があることによって「なんで声を挙げないのか理解できない」という立場ではなく、「そんな気持ちも分かるよ。だけど・・・」と、理解した上で励ましていることが伝わってきます。
この部分があってこそ、「サイレントマジョリティー」は多くの人の共感を得る歌としてヒットしたのではないでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
欅坂46のデビュー曲として、今後の歌の方向性にも大きな影響を与えた「サイレントマジョリティー」について考察してみました。
歌詞そのものについては分かりやすい部分が多かったので、今後の欅坂46の曲全体で見た時の位置づけなどについても触れてみました。
今でも、やはり欅坂46を代表する良い曲ですね。
みなさんの意見をお待ちしています。
長文をお読みくださりありがとうございました!
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
欅坂46の他の曲はこちら ↓
櫻坂46の他の曲はこちら ↓
投資信託でどのくらい増える?1ヶ月ごとに、実際の保有株のポートフォリオの推移を全て公開!(3ヶ月目)
個別の株式投資でプラスとマイナスを繰り返し、トータルはほぼプラマイゼロの10年間を経て、投資信託に切り換えてから約1年がそろそろ経ちます。
自己紹介的に「一年間でプラス500万円!」と書いていますが、まだ利確は200万円ですし、現在の500万円もこれから上がるか下がるかは分かりません。(というより、どこかで一度は大きく下がると思います。ですが、その後にそれ以上大きく上がるだろうという予想までセットでしているので、保有中です。)
ですが、これまでの10年に比べれば、桁違いの収益です。
「本当にそんなやり方で結果が出るの?」と思われる方が多いと思うので、一緒に見守っていただければと思います。(基本は長期投資で考えていますから、つまらないかもしれませんが、レバレッジも多いので、普通よりは動きが激しく面白いと思います。)
保有株の値動きを紹介して2ヶ月目になりました。
過去のデータは以下をご覧ください。
私の持っている株は全て米国株ですが、先月は「テーパリング」や「雇用統計」といった様々なことの発表があり、軒並み値段が下がっていました。
ですが、それも長続きはせず、そこから驚くような上昇を見せています。
ある週は毎朝起きる度に資産が数十万円ずつ増えていくという状態でした。
投資のパワーを実感できる結果になっていると思います。
2021.11.9 朝
【結果】
2021.11.9
【投資信託】 【時価評価額】 【評価利益】
①iFreeレバレッジナスダック100 8,517,734円 2,854,397円(+50.40%)
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 379,459円 52,798円(+16.16%)
【米国株ETF】※どちらも3倍レバレッジ商品
③SOXL 2,622,251円 1,045,358円(+66.29%)
④TECL 3,018,865円 1,419,089円(+88.70%)
【合計】 14,538,310円 5,371,642円
※比較のために過去2ヶ月のデータを載せます。
2021.10.7
【投資信託】 【時価評価額】 【評価利益】
①iFreeレバレッジナスダック100 6,769,375円 1,209,371円(+21.75%)
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 310,890円 20,895円(+ 7.20%)
【米国株ETF】※どちらも3倍レバレッジ商品
③SOXL 1,571,095円 -5798円 (-0.36%)
④TECL 2,171,259円 571,483円(+35.72%)
【合計】 10,822,619円 1,795,951円
2021.9.14
【投資信託】 【時価評価額】 【評価利益】
①iFreeレバレッジナスダック100 7,423,782円 1,967,113円(+36.04%)
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 276,900円 23,571円(+ 9.30%)
【米国株ETF】※どちらも3倍レバレッジ商品
③SOXL 1,211,111円 219,525円(+22.13%)
④TECL 2,127,422円 778,282円(+57.68%)
【合計】 11,039,215円 2,988,491円
【考察】
先月、大きく下がった時に、SOXLを約60万円、TECLを約20万円、買い増ししたおかげもあり、先月から、総資産が300万円以上増えるという月になりました。
特にSOXLの上昇が激しく、評価がマイナスからプラス100万円まで大きく変わりました。
SOXLはお楽しみ枠なので、もう少し経って、下降時期に入ったら(日足MACDがデッドクロスしたら)、一度全額売却する予定です。
また、今年から積み立てNISAを始めたのですが、他の銘柄に比べて効果が薄いと感じるので、来年からは一般NISAに変えて、レバレッジ商品を積み立てていこうと思っています。そちらもお楽しみに。
Twitterもやっています Follow @TOMO27370
これから随時他の記事も書いていきますので、こちら↓もご覧ください。